ラグビーワールドカップ2019観戦の旅

2019ラグビーワールドカップ日本大会を、おそらく世界最高レベルでたくさん観戦する予定の私が、自らの記録の意味も含めて運営しております。

開会式&日本-ロシア0920

30🇯🇵vs🇷🇺10

@東京スタジアム

 

いよいよ開幕することになりました、ワールドカップ。開幕戦は、開会式に続いて行われました。

最寄りの飛田給駅には臨時で特急電車が止まり、京王線の車内から日本代表のレプリカジャージを着た人で満載。ラグビーが、日本で、ここまでクローズアップされたことはなかったので、改めてワールドカップの凄さを感じます。また、私の席の周りは外国人ばかりでした。きっとこのエリアの多くが海外に配分されたチケットだったのでしょう。目の前は南アフリカ勢、左側一帯はフランス人達、王国NZからの人達もいました。

異様な空気の中始まった開会式は、日本大会に相応しい雰囲気で進み、和太鼓、連獅子が盛り上げます。個人的には、もう少しラグビーの歴史に鑑みた内容が見たかったのてすが、それでも大会テーマソングである「World in union」の合唱を聞いた時には、ああ、本当にワールドカップが日本に来たんだな、と涙が滲んできました(同時に、これを当初の予定通り、新しい国立競技場で聴きたかった、とも思いました。)。その後、前2大会連続優勝国ニュージーランド代表の元キャプテン、リッチー・マコウの登場で会場のボルテージは最高潮になりました。

 

開会式に続く日本ーロシア戦については少しだけ。日本代表選手の緊張、プレッシャーは計り知れないものだったと思います。開幕戦であること、「格下」とされるロシアとの対戦で勝って当然とされる雰囲気、4万人を超える大観衆。開始早々、ロシア唯一のトライ(しかも先制トライ)に繋がってしまったハイパントを落球したウィリアム・トゥポウ選手にとって、あの瞬間のスタジアム全体から聞こえたため息と悲鳴は、生涯忘れられないのではないかと思います。

そのような環境で、たしかにミスも多くありましたが、ボーナスポイントを取って勝利、という結果を残したジャパンは、それだけで満点だと思います。しかも大きなけが人もでていません。

もちろん3つのトライをした松島幸太朗選手は素晴らしいのですが、今後、前回大会の五郎丸歩選手のような扱いをされそうな雰囲気があり心配です。私的には、1試合を通して仕事をし続けたピーター・ラブスカフニ選手の献身、鬼気迫るディフェンスを見せた堀江翔太選手、後半途中から入ってチームを落ち着かせた田中史朗選手が特に目につきました。また、姫野和樹選手は本大会後、高い評価とともに海外チームに飛び立つことになるのではないかと思います。

兎にも角にも、最高の44日間の幕開けに相応しい、最高の初日でした。

 

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